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Odyssey

タイ・ビルマ出張記2010 その6 エアアジア容赦ねえw

 バンコクを午前7時15分に発ってラングーン(ヤンゴン)に8時(現地時間)に着くエアアジアFD3770便は以前にも一度利用したことがある。 前回は前日の深夜にバンコク着だったこともあってそのまま空港のベンチで仮眠をとり、正味2時間ぐらいしか眠れなかったがそのまま早朝のカウンターに並んだ時にはまだ人もまばらだった。
 今回は朝4時に起き、ホテルをチェックアウトしてタクシーでスワンナブーム国際空港に向かった。 空港に着いたのは午前5時10分頃。 出発の2時間前である。 今回は100バーツの追加料金を払い、あらかじめ予約時に座席まで指定しておいたのでチェックインが遅くなっても関係ないのだが、エアアジアのチェックインカウンターは早朝5時過ぎというのにごった返していた。
 前回は出発便ごとに設定されていたチェックインカウンターだが、今回は出発が間もない数便を除きすべて「International Check-in」と十把一絡げにされていた。 とはいえこれもよくあること。 いくつかあるカウンターのうちのひとつを選び、長蛇の列の最後尾に加わった。 なにせまだ出発の2時間前。 この時は何の問題もないと思っていた。

 しかしながら待てど暮らせど列が前に進まない。 ただ時間だけが経過し、一歩たりとも前に進めない。 時折カウンターでもめている客もいる。 しかしどう見ても明らかなのは需要と供給のアンバランス。 すぐ隣には「Domestic Check-in」カウンターがあるのだがこちらはガラガラ。 そちらのカウンターをいくつか減らして国際線の手続きができるようにすればいいだけの話だが、そうした機転が一切効かないのがエアアジアクオリティー。 最初こそ空いている列を探して並ぶ列を変えたりしてみたものの、変えた途端にそれまでいた列がごっそり前進したりするのでこのままでは逆効果と思い、諦めてひたすら待つことにした。

 1時間15分経過。 ようやく写真のようなポジションまで前進。 延々と待たされている列のなかには半ばキレ気味の客もあちこちに散見される。 さすがにこの段階では自分自身もかなり焦りを感じ始めていた。
 そしてようやく取りついたカウンター。 だが運悪く預ける荷物が重量オーバーし、今度は別のカウンターに並んで超過料金を支払う。 こちらは所要時間5分ほどでクリア。 次にミャンマーでは米ドル以外現地通貨に両替できないので速攻で両替。 所要時間1分。 続いて今度はイミグレーションだがこちらも長蛇の列。 出国審査官のいない窓口が多く、列の最後尾はスペースに収まらずL型に曲がっている有様。 出発の時刻まであと30分。 この時僕は初めて戦慄を覚えた。 これはもうダメかもしれない・・・。
 僕が並んだ列の出国審査は遅々として進まなかった。 他の列に比べて明らかに作業スピードが遅い。 明らかな選択ミスだったが、今さら違う列に並ぶ状況でもない。 ジリジリしながら自分の番が来るのを待ったが、自分まであと3人ぐらいになった時、隣のカウンターに出国審査官が現れ、他の列から「脱列者」が殺到。 もう少し早く来いよこの馬鹿野郎。
 出国のスタンプを押された時点で出発時刻の7分前。 すると以前は搭乗ゲート付近に設けられていた手荷物のX線検査場が出国審査場を出たすぐそこに。 とりあえずゲートにさえ辿り着けばどうにかなるだろうと思っていた僕にとって、ここで時間を食うことは死刑宣告に等しい。 身ぐるみ剥いでベルトまで外してようやく通過。 時刻は既に出発の3分前。 完全にヤバい。
 しかしそんな絶体絶命の僕を待ち受けていたのはLCC(ローコストキャリア)の悲哀。 搭乗ゲートはスワンナブーム国際空港の最も端に位置するG5。 もはやベルトなど締めている余裕すらないまま買い物客で賑わう通路を全速力で疾走。 しかし行けども行けどもG5は見えてこない。 
 短距離ランナーのような走りをすること約1km。 たどり着いた目的地の電光掲示板に無情にも「FD3770 YANGON CLOSED」の文字。 99%の絶望と1%の希望が交錯するなか半死半生で出発ロビーに転がり込むと、そこにいた地上スタッフが僕の姿を見つけ、「You are the last one !」と叫び、無線で機内に最後の客が乗ることを通達。 こちらはというと返事をする体力すら残っていなかった。 そのまま別のスタッフにすぐ搭乗するよう促されて機内へと続く通路へ。 全力疾走が報われた瞬間だった。
 さすがにヤンゴン行きだけあってガラガラの機内はほぼアメリカからの観光客ばかりで占められていてミャンマー人やタイ人はまばら。 あらかじめリザーブしておいた席は窓際で、既にみんなシートベルトを着用している状況だったので権利を放棄して適当な空席に座った。 飛行機が滑走路に向けて動き出してもまだ息が荒い。 何でこんな酷い目に遭わなければならないのか? 僕が何か悪いことをしたのか? 午前5時10分にチェックインカウンターに並んでから午前7時18分に機内に辿りつくまでずっと立ちっ放しでトイレにも行けず、水の一杯も飲めず、最後は全力疾走まで強いられた。 しかしながら、このようにギリギリで機内に飛び込んだのは僕だけで、他の乗客はみな涼しい顔で出発を待っていたわけだから僕に非があるのだろう。
 今回の教訓はエアアジアにおいて同時間帯の出発便が多数存在する場合、空港には3時間前に行けということである。 つまり今回の便でいうと午前4時過ぎにチェックインカウンターの列に並ぶためにホテルを午前3時半に出発。 つまり午前3時に起床するしかないのである。
 結論。 次回この便に乗る時はまた前夜から空港で寝る。(´・ω・`)

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