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Odyssey

タイ・ビルマ出張記2010 その8 散歩

 早朝というか深夜にバンコクを発って以降、心休まる時がなかったのだが、それでも久しぶりに来たヤンゴンに心穏やかではいられなかった。
 デジカメとハンディカムをバッグに忍ばせてホテルを出る。 裏通りを選んで歩いていくと若者たちが空き地でゴルフに興じていた。 ストリートサッカーならぬストリートゴルフ。 もっとも道でやってるわけじゃないが。
 通りの先にはゴルフショップもあった。 ゴルフショップとはいっても昭和40年代の田舎の乾物屋みたいな店構えだが、ちゃんとクラブが番手ごとに並べられている。 どうやらミャンマーにもいくつかゴルフコースがあって、富裕層や外国人が利用しているようなのだが、一般市民にとっては敷居が高いようだ。

 細い路地の先に大きな木が見える。 鳥の群れが騒々しい。 鳴き声に引き寄せられるように通りから左に折れて入っていくと、路地は線路に突き当たって行き止まりになっていたのだが、そこから線路脇に出ることができそうだったので行ってみるとタイミング良く列車が来た。

 僕に撮り鉄の趣味はないのだが、こうして映像を撮ってみると彼らの気持ちも少しはわかる気がする。 後日調べてみると、先頭車両は不明だが二両目はミャンマー製の客車で、最後尾の車両は日本から譲渡された元名鉄のキハ20とのこと。 路線バスやクルマ同様、遠く海を渡ってきた日本のセコハンがここでも頑張っている。 思わず「お疲れさん!」と声をかけたくなった。 これからもミャンマーの人々のために元気に頑張って欲しいと願わずにはいられない。

 ヤンゴン環状線のPhaya Lan駅に架かる鉄橋の上。 この映像の右側一帯がボージョー・アウンサン・マーケットだが、この日はワーゾォ(雨安居)の祝日で完全にクローズ。 そんな祝日でもこの人出。 環状線はまさに庶民の足という感じである。
 もう少し軌道がちゃんと敷設されていれば車両の横揺れも低減するのだろうが、この枕木の状態では厳しいものがある。 古い軌道をあちこち補修しながらどうにか維持しているという印象。
 ちなみに現地でこうした鉄道の映像を撮影する場合はミャンマー鉄道省発行の許可証が必要なので、事前に現地旅行代理店等を通じて取得しておく必要がある。

 ストリートゴルフに続き、今度はボージョー・アウンサン通りでストリートサッカーをやっている少年たちに遭遇。 小さい頃から命懸けでサッカーやってる未来のミャンマー代表たち。 次々接近してくるクルマを避けながらプレーしなければならない環境は、ピッチの逆サイドまで見通せる視野の広さを彼らに与えることだろう。

 歩くこと2時間。 不意にスコールの気配を感じ、ホテルに戻った。

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