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Asian Affair

山笠があるけん博多たい!


 東京に来てまもない頃に浅草の三社祭を観に行ったことがある。 昼間から神谷バーに行って電気ブランであらかじめ悪酔いし、沿道で神輿が来るのを待っていた。 やがてやって来たのは担ぎ手の中心に小さな神輿と周りを走るその他大勢。 その他大勢のうち大外を走る連中が「どけどけ!」とばかりに沿道の観客を露払いしていく。 僕も払われた一人。 近年は神輿の上に彫り物したDQNが乗ったりして伝統にも泥を塗った。 正直人の数が多いだけでチンケな祭りだと思った。 お国自慢になってしまうが、「神輿系」の祭りでいえば博多山笠の圧勝であろう。
 子供の頃、住んでいた町でも祇園山笠があった。 九州北部では博多祇園山笠だけでなく様々な場所でローカルな山笠が行われる。 僕の町の山笠の場合、タイムレースを除き山のスケールから何から全部博多祇園山笠と同じで、最後は山を崩して「祝い目出度」を唱った。 舁き手(かきて)になる前にこの町を離れてしまったが子供の頃は毎年山の後ろを走った。 締め込みをしたのは本当に子供の頃だけで、物心ついた頃にはさすがに恥ずかしかったのか白い短パンを履いた。 ちなみにプロフィールの写真は締め込みをした時のものだが、恥ずかしいのでトリミングしてある。
 山が通るのはクルマ一台が通るのがせいぜいのメインストリートで、僕の家も通り沿いにあった。 走っていると両側の家々から柄杓で水をかけられたものである。 なかにはバケツごと水をぶっかける意地悪なおじさんもいた。
 僕がよく行くタイやミャンマー、そしてラオスでも水掛け祭りがあるが、こうしたアナロジーに接するたび、やはり日本は東南アジアの仏教国と地続きなんだなあと思う。 もっともタイにおいては神輿はピックアップトラックとなり、水を掛ける側となる。 タイではISUZUやTOYOTAのピックアップトラックの人気がハンパないが、その大きな理由のひとつがこの水掛け祭り(ソンクラーン)である。 彼らはこの祭りのためだけに日頃は荷台が空のピックアップトラックを駆る。

 これはチェンマイでの今年のソンクラーンの様子だが、チェンマイでは運河の水を汲み上げて使うので、正直水は清潔とは言い難い。 というか汚いし臭い。 誤って飲もうものならお腹を壊すことは確実だ。 たびたびタイに行くこともあり、以前から参戦を願ってやまない僕だが不思議とソンクラーンの時期に当たったことがない。(´・ω・`)
 冒頭の博多祇園山笠の映像はegawauemonさんによるもの。 ステディカムを使用したスムーズな移動撮影など技術的な面に加え、撮影者本人も法被に締め込みしてたんじゃないかと思うほどのアングルには驚かされる。 チャンネルをご覧いただければ一目瞭然だが、なにせ映像の質が高い。 以下のバンコクの映像も僕が頻繁に足を運ぶ場所ばかりなのだが新鮮な印象を受ける。 素材となったバンコク各所の映像は一日で収集したものとは考えにくいが、それらを早朝から時系列でカットバックしていくことで、或る日のバンコクを様々な場所から同時進行で眺めているような感覚になる。

 ツイッターによれば、現在はイスタンブールに滞在中とのこと。 egawauemonさんの次回作が楽しみである。

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