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Critique

尊師の敗因


 どこかの新聞がスタンダールに絡めて「アカとクロの戦い」と揶揄した民主党の代表選が終わった。 事実上日本の次の総理大臣を選ぶ選挙でありながら、僕を含めてほとんどすべての日本人にはまったく関与することもできない不毛な二週間だった。 一方で2,000円を払ってサポーターにでもなれば在日韓国・朝鮮人でも投票権を得ることができる。 今回は日本の総理大臣を選ぶ過程に外国人の意思が反映された異常な選挙だった。 それは日本が占領下にあった時以来のことだそうである。
 選挙期間中には新宿、梅田、札幌の三カ所で両候補の街頭演説が行われたが、いずれの場所でも小沢コールが巻き起こり、菅の演説には辛辣な野次が浴びせられた。
 以前から在日外国人の地方参政権付与に執念を燃やす小沢とその陣営は、街頭演説に在日韓国・朝鮮人の信者を大量動員して世論誘導を狙ったようだが、その試みは徒労に終わった。 民主党の党員・サポーターの投票結果を見てみると、街頭演説を行った東京(菅22:小沢3)、大阪(菅18:小沢1)、北海道(菅11:小沢1)のいずれも菅の圧勝に終わっている。 陣営のあからさまな動員はそのキモさ異様さがむしろ逆効果となって表れたと言うべきだろう。 どうせならもう少し身なりがちゃんとしていて日本人の顔した人に頼むべきだった。
 実際の投票数を細かく見てみると、小沢が圧勝しているのは地元の岩手と、普天間基地の移設問題で鳩山同様できもしない空手形を切って一時的に県民の歓心を買った沖縄のみ。 菅支持の多くが決して積極的な支持ではなかったのと同様、沖縄の党員やサポーターにとって小沢に票を投ずることは消去法的選択だったに違いない。
 今回の選挙結果についてはすでに様々な分析がなされているが、一言でいうと日本人は小沢が嫌いなのである。 菅支持の多くは消極的支持と言われる。 確かにその通りだろう。 しかし一方で「多少ダーティーでも小沢の剛腕、突破力がないと今の日本はおしまいだ」というのもまた消極的支持と言えるだろう。 実際は多少どころか激しくダーティーなのだが。
 そもそも小沢の剛腕や突破力を担保するものは何もない。 そんなものは取り巻きの信者やマスゴミが創り上げた幻想に過ぎない。 日頃ほとんど言葉を発しない小沢の意思を取り巻きの信者たちが「小沢さんがこう言った」「小沢さんはこう思っている」式に伝えることによって、自分たちで勝手に神格化させて今のような教祖に祀り上げただけのことだ。 だから今回の選挙戦のように、政治家として当たり前にしゃべったりするだけでまるで「人間宣言」したかのようにもてはやされて好感度が上がり、それを見た信者はまた歓呼の声を上げる。 外野から見れば完全にビョーキだ。
 確かに菅支持の議員たちも仙谷官房長官を筆頭に筋金入りの売国奴揃いだが、それでも小沢信者の議員よりはいくらかマシだろう。 「小沢政権」となればそれこそ日本がカルト教団の支配下に置かれるようなものだ。 
 正直なところ個人的には小沢に実権を握らせてその剛腕や突破力が神話に過ぎないことを知らしめるしか信者を洗脳から解くすべはないと思っていたが、皮肉にも今回代表選に敗れたことで「選挙に強い小沢」も単なる神話でしかなかったことが明らかになった。 もっとも、小沢の取り巻きの信者たちの様子を見る限り、尊師が選挙に敗れてもなお帰依から脱した者は皆無のようだが。

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