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Food & Drink, Odyssey

台湾旅行記 その4 回留

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 
 すっかりお腹いっぱいになったので今度は食後のお茶である。 永康牛肉麺からこれまたすぐ近くの茶藝館へ。 右も左もわからぬ台北市内だが、こうしてみるとこの永康街というところはなかなか良い店が集まっているようだ。
 やはり台湾人の友人にすすめられたお店の名前は「回留(フイリュウ)」。 茶藝館とカフェのフュージョンのようなインテリア。 永康公園に面した一角にあるので店の前をクルマが通ることもなくとても静かな場所だ。 この店の特徴はオーガニック。 日本語のできるスタッフに凍頂烏龍茶を淹れてもらった。
 凍頂烏龍茶は台湾を代表するお茶。 日頃台湾茶を飲む機会がそれほどあるわけではない僕でもその名は知っている。 味は日本の緑茶に近いが香りはまったく異なる。 一回急須にお湯を注ぐたびに待ち時間を10秒づつ伸ばしていくようにすると8回ぐらいは出るとのこと。 やはり8回もお茶を淹れるということは必然的にそれなりの時間ここに滞留することになるのだが、回留はそれに相応しい場所である。
 この店で考えたこと。 日本の茶道はもちろん素晴らしいがちょっと敷居が高い。 それはひとえに茶が「道」という高みにまで至ってしまったからだが、もう少し身近で日本の茶道を楽しめたらどんなにいいだろうか。 僕も何度か茶席に出たことがあるが、作法やお点前、器を愛でる知識など、すぐれて専門的でどうしても堅苦しいものがある。 茶道の入口としてカジュアルなスタイルでお茶そのものを気軽に楽しめる場があってもいいのではないか。 それは「茶道」ではないのかも知れないが。
 かつて裏千家が正座が難しい外国人のために立礼を考案したように、もとより日本の茶道には柔軟な発想がある。 この店には大きなテーブルを囲む台湾の若者グループの姿があった。 日本のお茶も年寄りとか縁側とか会社の給湯室から解放してもう少しファッショナブルにできないか・・・。
 日頃あまり物事を深く考えない僕が旅先でこんなことを考えてしまう。 回留はそんな店だった。

 
お店DATA
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回留
台北市大安区永康街31巷9号
(MRT中正紀念堂駅から徒歩約20分)
TEL:02-2392-6707
営業時間:11:30~22:00
休業日:旧暦の大晦日
Website:http://huiliu.info/

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