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Food & Drink, Odyssey

台湾旅行記 その6 三希堂 京鼎樓

 二日目は故宮博物院へ。 MRT士林駅から路線バスで博物院前下車。 そこでは法輪功の人たちがデモを行っていた。 中国では邪教扱いされて迫害を受けている法輪功の門徒たち。 一見して怪しい集団だが、少なくとも中国共産党よりはマトモだ。
 故宮博物院の収蔵品はさすがに膨大だった。 きちんと見るとどうしても一日がかりになる。 新年早々のこの日も凄い人出。 なかでも目立つのは最近急増しているという大陸(中国)からの団体客。 なにも団体客は大陸からに限ったものではなく台湾の地方からも訪れるのだが、この両者、似たような身なりではあっても120%の確率で識別できるから不思議だ。
 この故宮博物院の建物のなかで唯一この団体客の喧騒から逃れられるのが本館4階にあるレストラン「三希堂」。 それまで見てきた故宮博物院の展示が昨年見たシンガポールの博物館の展示に比べてやや前近代的に見えたので、この最上階のレストランにもさほど期待しないでエレベーターに乗ったのだが、いい意味で予想を裏切るレストランだった。
 三希堂とは清の第6代皇帝である乾隆帝の書斎の名前で、インテリアデザインにも書斎や収蔵庫のイメージが洗練されたスタイルで表現されていた。 清代の家具を現代風にアレンジしアールデコのエッセンスを加えたようなテーブルや椅子のデザインも僕好み。 お粥とお茶をいただいたが、味の方も上品なものだった。 喧騒の故宮博物院の中で唯一静謐なこの場所が大陸からの団体客に占拠される事のないように心から願うものである。


 さらに数時間、中国四千年の歴史を堪能し故宮博物院を後にした僕らだったが、この後ちょっとした「事件」に見舞われて夕食が遅くなってしまった。 この事件については既に別館の方に書いたのでここでは割愛するが、結果的に台湾の人々の優しさに接するまたとない素晴らしい機会となった。

 事件の事後処理に終われ時刻は既に午後9時を回っていた。 ほとんどのレストランが午後9時30分で閉店してしまう台北市中心部。 もちろん昨日とは別の夜市に行くという選択肢もなくはなかったが、また地下鉄に乗って行くのも煩わしかったので宿泊しているホテルから徒歩圏内の「京鼎樓」に行った。

 ガイドブックに「日本人客に人気の店」と書いてあるのを裏付けるように、この1月4日の夜、1階も地下の客席もすべて日本人客で埋め尽くされていた。 そして、鼎泰豊の小龍包が厨房から運ばれてくるうちに若干冷めてしまっていたということをこの店の小龍包が教えてくれた。 やはり小龍包は熱々に限る。 そして点心類を熱々で食べるためには注文するとき一度にひとつだけにするということ。 ふたつ頼むと二人で食べても最後の方はどうしても冷めてしまう。 点心類は注文後比較的時間を置かずに出てくるのでひとつ片付けてから次を注文するぐらいでいい。
 東京は恵比寿にもお店がある。
 
 
お店DATA
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三希堂
台北市士林区至善路二段221号
(国立故宮博物院本館4階)
TEL:02-2881-2021 内線2330
営業時間:9:00~17:00(入店は16:30まで)
Website:http://www.npm.gov.tw/hotnews/dining/index1_jp.html

京鼎樓
台北市中山区長春路47号
(MRT中山駅から徒歩約10分)
TEL:02-2523-6639
営業時間:11:00~14:30、17:00~24:00(土、日~22:00)
Website:http://jin-din-rou.net/

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