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蹴球狂の詩

2011年のバルサを世界記憶遺産に


 チャンピオンズリーグ・ファイナル。 皮肉なことに予想通りウェンブリーという最高の舞台でのユナイテッドの公開処刑となった。 やはり今のバルサに勝てる可能性のあるチームは地球上でレアルだけだったというのが率直な印象。 バルサにとってそのレアルを退けて臨んだファイナルはある意味「壮大な余興」でしかなかった。
 ユナイテッドのペースだったのは前半の10分ぐらいまでで、あとの80分間はバルサの独壇場だった。 解説の風間八宏はしきりにこの2年間でのユナイテッドの成長とこのゲームでの健闘を賞賛していたが、僕の目に映るゲームはいつも通りの「バルサとバルサじゃないチームの戦い」という様相だけであり、それ以上でもそれ以下でもなかった。
 ボールを奪取してから縦一本に終始する単調な攻撃は日本が忌み嫌う中東各国の戦術そのものであったし、自陣ゴール前をブロックして地蔵のように微動だにしないディフェンスはパチンコ台に打たれた釘を思い起こさせた。 最も前衛的なフットボールに対抗する手段としてユナイテッドが選択したのは、旧石器時代のリアクションフットボールとルーニー頼みというお粗末なものでしかなかった。 いや選択したのではなくそうするしかなかったのだ。 どんなチームであれバルサを前にすれば自らのスタイルを貫くことなどできはしない。 バルセロナというチームは対戦相手のサッカーにことごとくアナクロ(時代遅れ)の烙印を押してしまうのだ。
 歴史は繰り返された。 2011年のバルセロナは人類が数世紀に渡ってフットボールという競技に注いできた情熱の所産、そして一つの到達点として世界記憶遺産に登録されるべきだ。 この際ゲームシャツの胸のロゴは「unisef」から「UNESCO」にしてはどうだろうか?
 
 
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