//
you're reading...
Critique

中国家電内閣発足なのだ


 東京に出てきて最初に勤めたインテリアデザイン事務所の社長が熊本県人だった。 同郷人のよしみで、当時熊本県知事だった細川護煕氏から依頼があり、熊本県庁の灰皿に社長の作品が採用されたのを覚えている。 当時細川県知事は熊本の公団住宅の設計に新進気鋭の若手建築家を起用するなど、建築やデザインの分野から熊本県をアピールしようとしていた印象がある。
 僕が事務所を辞める直前、細川氏は日本新党を立ち上げ、その事務所のインテリアデザインを社長に依頼した。 僕はそのプロジェクトの担当ではなかったが、さすがに一政党の事務所とあって、当時先鋭的なデザインで知られていた社長にしては相当オーソドックスなデザインの事務所が出来上がった。 ちなみに社長が選んだ事務所内の会議テーブルと椅子は僕が次に働くことになった事務所のデザインによるものだった。 そんなわけで僕と日本新党は浅からぬ因縁がある。
 その日本新党出身の政治家である野田佳彦が総理大臣になった。 彼はまた松下政経塾の出身でもある。 創設者の松下幸之助が偉人であるのは誰もが認めるところだが、一部の例外を除き松下政経塾はヘタレの虎の穴に過ぎないと思っている。 ヘタレの代表格が前原誠司であることは言うまでもない。 日本において政治の世界はむしろ伝統芸能に類するものだというのが僕の持論であり、故に世襲はまったく問題がないという立場だ(北朝鮮のような世襲は御免だが)。 本人が在任中何度も口にした「後の歴史に判断を委ねる」と間違いなく日本の憲政史上最低最悪の総理大臣になるであろう菅直人も、総理になる以前は市民運動家や議員としてのキャリアはあっても社会人としての経験はなかった。 野田もまた然りである。 国民が忌み嫌う世襲議員だが、鳩山由紀夫など一部の例外を除き、その多くは議員になる以前に社会人としての経験を積んでおり、菅直人のようなプロ市民上がりや野田佳彦のように政経塾で純粋培養された現場知らずの理想家でもない。 野田が名実ともに庶民派なのは認めるが、自分のSPの気苦労にも思い至らず街場の1000円理髪店にわざわざ通い続けることも理解に苦しむ。 国会内の床屋に行けと言いたい。
 思考停止のマスゴミは朝から晩まで「どじょう」を連呼し、そしてまたどこを評価してそう言っているのかさっぱりわからないが「実務派内閣(笑)」と持ち上げ、どうしたわけか新政権の本質に迫ろうとすることを意識的に避けているようだが、選ばれた閣僚の顔ぶれを見る限り、この国をこれからどうしていくかということについて真摯に考えたとは到底思えない陣容である。 野党にとってはさしずめ「ツッコミどころ満載内閣」だろう。 平岡法務相安住財務相小宮山厚労相一川防衛相、そして極めつけの山岡国家公安委員長は放っておいても自然発火して大炎上する中東の火薬庫ならぬ中国の家電製品みたいなものだ。 党内融和だけに心を配るとこういうキチガイ内閣ができあがるのが民主党なのである。 そしてなにより在日献金が明らかになった野田首相本人が公民権停止対象であり、首相はもとより政治家である資格すらない。 すべては在日外国人の地方参政権を認める立場をとる民主党に在日外国人(ほぼ100%韓国・朝鮮人)が擦り寄り、資金援助をしているもたれ合いの構図だ。
 野田内閣の支持率が60%以上に達し、愚民化どころかもはや一億総白痴化しつつある日本。 震災による財源の枯渇を天の配剤とばかりに所詮は無理筋だったこども(パチンカス)手当や高速無料化をうまいこと撤回できた民主党は詐欺フェストの欺瞞性が国民にいくらかはバレずに済んだが、そうした日本人に我慢を強いる状況下で退任間際のどさくさに紛れて朝鮮学校の無償化を指示した菅直人が名実ともに北朝鮮の工作員でしかなかったことは明白である。 朝鮮学校では金日成と金正日の隣に菅直人の肖像画も貼られると聞く。
 どじょうを連呼するマスゴミのおかげで泥臭いことが良いことのように吹聴されているが、この国の政治において泥臭い、つまり泥まみれになるということは在日や反社会的勢力とズブズブになることと同義だ。 野田佳彦がそうではないことを祈るばかりだが、残念ながら前任者と大差なさそうである。
 よく「日本は一年ごとにトップが変わるから外交的に良くない」という言説があるがとんでもない。 鳩山や菅があれ以上トップに居座ったら本当に国が滅びる。 むしろ日本は資質も能力もない指導者は短期間で淘汰される柔軟性のあるシステムなのだと誇るべきだ。 激変する国際情勢のなか、金正日やカダフィ、ムバラクのような独裁者のみならず胡錦濤やオバマのように無能でも一度政権の座に就くと何年も変えることができない硬直化したシステムこそ前時代的なのだ。
 ただしこの国の本当の癌は自民党政権の時から今の民主党政権に至るまで、顔が変わるたびに支持率を上げ、そして期待が失望に変わるたびにそれを下げてきた無党派と呼ばれる連中だ。 支持すべき政党を持たず、政治に関心もなく、もしくは失い、その時々の空気によって支持政党を変える。 それは一義的には政党そのものの責任であり、そしてそれを国民に伝えてきたマスゴミ、つまり総じてワイドショー化したこの国の報道番組と、逆に中途半端に報道番組化したワイドショーが振りまく無責任な言論が産み出したものに他ならない。

広告

Noisy Majority について

思うところを書く。

ディスカッション

コメントは受け付けていません。

Calender

2011年9月
« 8月   10月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

Archive

Drink it !

コーヒー(無脳)

Instagram

画像を Instagram から取得する際にエラーが発生しました。数分後に再試行します。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。