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Odyssey

欧州蹴球競馬旅 Episode 13 倫敦彷徨

 最終日。 昨夜ウェイトローズで買ったレディ・ミールの朝食。 パッケージを見るととても美味しそうなんだけど、そこはさすがイギリスということで、見事にそれほどでもない。 とはいえタイ料理やインド料理などエイジアン・フードから素朴なコーニッシュ・パスティ(コーンウォール地方の鉱夫が食べたパイ)までありとあらゆるものが豊富に店頭に並んでいる姿は壮観の一語。 見ているだけでお腹いっぱい。 レディ・ミールの総カロリー量の少なくとも10%はそのパッケージに由来している。 たぶん。
 今日は明日の帰国を前にロンドンで終日買い付け。 しかしその前に「ハイドパークステイブル(Hyde Park Stables)」に行く。 今もロンドンをはじめヨーロッパにはたくさんのミューズが残っている。 このハイドパーク厩舎はミューズの一部を未だに使っている厩舎。 ミューズ(Mews)とは馬屋が集まる一画のことで、今でいうクルマのガレージが一階にあるようなもの。 その多くは住居や店舗、そしてホテルなどに転用され、地名のみが記憶として残る程度。 アガサ・クリスティにも「ミューズ街の殺人(Murder in the Mews)」という作品があるが、ロンドンではそこかしこにミューズがあり、このハイドパーク厩舎がある「バサースト・ミューズ(Bathurst Mews)」もそのひとつ。
 このハイドパークステイブルの最大の特徴は隣接するハイドパークで外乗ができるということ。 僕らが訪れた時も一頭がちょうど外乗から帰ってきた。 今回はミューズの見学がメインだが次回はトライしてみたいとは妻の弁。
 バスでキングス・ロードへ。 ダブルデッカーの車窓にはハイドパークの景色が広がる。 ハイドパークといえばストーンズのハイドパーク・コンサート。 他になんかある?
 買い付けの後は通り沿いのパブ「チェルシー・ポッター(Chelsea Potter)」で昼飯。 パブで昼飯という発想はなかったが妻に「普通よ」と言われパブ飯決行。 さすがにメニューは限られる。 またフィッシュ&チップス。
 そのまま歩いてサウスケンジントンのザ・コンランショップへ。 フルハムロードのミシュランビルに1973年にオープンして今に至る。 僕なんか「フルハムロード」と聞くとコンランショップよりも三浦和義の店を思い出す世代だが、それにしてもこのミシュランビルは美しい。
 またバスでナイツブリッジへ。 バスに乗り慣れてくるとわざわざ階段を昇り降りしてチューブに乗るのが億劫になる。 お土産でも買おうと入ったハロッズだったが人が多くて買い物どころではなくすぐに脱出、ホテルに帰ることにした。
 ロンドン最後の夕食もホテルのあるアールズ・コートのパブ「アールズ・コート・タバーン(Earls Court Tavern)」に決定。 店に入ってわかったのだが、昼間のチェルシー・ポッターと同じ「テイラー・ウォーカー(Taylor Walker)」というパブチェーンの系列店。 よって昼間食べたのと同じメニューが置いてあった。 この際とどめとばかりにフィッシュ&チップスとスカンピ(エビフライ)のコンボ、それにマッシュルームがのったガーリックトーストを食べた。 ギネスの後は「スピットファイア(Spitfire)」というペールエール。 何も思い残すことのないロンドン最後の晩餐だった。
 
 
つづく 

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