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Food & Drink

ヌテラ

 ヌテラ。 或いはヌテッラ。 それは僕の脳裏にときおり現れるまぼろし。 何故だかはわからない。 いつ刷り込まれた、いや塗り込まれたのかもわからない。 だがいつも食べているというわけでもないし、当然常備しているわけでもない。 むしろほとんど食べてない。 よくあるときおり無性に食べたくなるあの衝動だ。 先日もヘーゼルナッツをふんだんに使ったチョコレートを食べていたらふと思い出した。 「ヌテラだ」
 数年前にも単身パリに出かける妻にお土産として買ってきてくれるように頼んだ記憶がある。 なぜそんなものを頼んだのか今でもよく思い出せない。 実はその当時から日本でも購入できたヌテラ。 だがそんなことお構いなしだった。 ヌテラ。 その甘美な、そして商品の特性を見事に体現した音の響き。 それが日本で購入できるかネットで検索してみようということすら思考停止させる魔性のワード。
 先日も暇つぶしに「9GAG」を見ていたら不意にヌテラのネタ。 ちなみに9GAGには頻繁にヌテラが登場する。 欧米人にとってヌテラは老若男女を問わず一種のリーガルな麻薬である。 ここ数日で二度も僕の日常に干渉してきたヌテラ。 これはもう買うしかない。 仕事帰りにちょっと遠回りして柿の木坂の成城石井へ。 買ったら最後、パンやビスケットに存分に塗りつけて食べる。 至福とはこれをいう。

 そんなヌテラだが、日本では手に入らないものがある。 たとえばこの「Snack & Drink」。 ヌテラすなわちチョコレートスプレッドにスティックビスケットと紅茶が三位一体となった自己完結アイテム。 戦前からヌテラが存在し、これをイタリア軍のレーション(戦闘糧食)にしていればヘタリア兵の士気も上がり、先の大戦における欧州戦線も違った結果になっていただろうと思われる。 ひいては同盟国の日本も戦勝国だったかも知れない。 いや、イタ公のことだ。 逆にヌテラを食べるのに忙しくて戦争どころではなくなったかも知れない。 やはり歴史に「If」はない。


 
ヌテラ・フリークスのためのサイト | nutella300.com

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