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Asian Affair

土産話

 先月弟が台湾に行ってきてお土産を貰った。 そして、そのほとんどがいわゆるベビースターラーメンだった。 何を隠そう僕はもう立派なジジイなのだが、それでもこのような子供の遠足のおやつのようなお土産を貰った。 そのお土産の品々で思い出したことがある。
 以前、転職したてのとあるメーカーでマニラに単身出張させられたことがある。 当時そのメーカーはマニラでラタン(籐)のアームチェアーを作っており、その時は新作の最初のロット300本の出荷前の検品に行かされたのだった。 今になって思えば現在も続く僕とラタンとの付き合いの、それは最初の出来事だった。
 当時のニノイ・アキノ空港の到着口で見た光景は衝撃だった。 空港の敷地に入ることのできない出迎えの群集が金網越しに群がっていて、まだ東南アジアに免疫のなかった僕は恐怖心を覚えたものだった。 腰のホルスターに拳銃を携帯していた取引先の華僑の社長さん駆るジムニー(現地名KATANA)に乗せられて早速工場へ。 そこには既に積み込み前の製品が並べられていて、終日かけて検品完了。 予備日だった翌日は接待漬け。 マニラ観光と中華料理、夜は火鍋とカラオケ三昧。 出発当日の翌朝になってはたと気づく。 「あ、お土産を買ってない」
 空港で煙草やマカダミアナッツの類を買うのは嫌だった。 だが街場でローカル色溢れる土産物を探す土地勘も時間もない。 宿泊していたのはマカティ市内のホテルだったのだが、たまたま隣接していたのがロビンソン・デパート。 外国のデパートというのは例外なく楽しい。 時間を忘れそうになりつつ同僚用のお土産を物色したものの、転職したての僕にはいかんせんカネがない。 そこで発想を転換し「質より量」でお土産を購入することに。 結果、買い込んだお土産はちょうど弟の台湾土産と同じようなラインナップだった。 帰国後会社に持ち込んで同僚の反応を伺ったが、見事一笑に付された。 若かりし頃の苦い記憶である。
 2011年に日本から台湾を訪れた人は113万人を数えたという。 僕もその一人だ。 震災の時に台湾の人たちが日本に示してくれた愛情は、肉親の情にも等しいものだった。 弟も出会う人みないい人ばかりだったと台湾の人たちに感心しきりだった。


 だが、悲しいことに台湾を訪れる「日本人」のなかには、酒に酔って同乗の女(日台ハーフタレント)と一緒にタクシー運転手を半殺しにするようなロクでもない奴もいる。 なんでも住吉会系暴力団幹部の息子らしい。 あわや両国の外交問題にさえなりかけたにも関わらず日本ではまったく報道されていないこの事件・・・。 台湾のメディアは物言いがストレートで(・∀・)イイ!! シャブ中の朝日新聞NHKとは違う。
 台湾の皆さん、ごめんなさい。 でも主犯の男はたぶん日本人じゃないですから。 お手数をおかけしますが、そっちで煮るなり焼くなり撃ち殺すなり好きにして下さい。
 一方、近いから安いからと出かけて行ってもぼったくられるだけの国もある。
 そうだ、台湾へ行こう。 今度は「ありがとう」を言いに。
 
台湾旅行記
 

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