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蹴球狂の詩

カリル・イブラヒム・アル・ガムディ

 試合が始まったら何も手がつかず心臓バクバクで見守ったかつてのアジア最終予選はもはや隔世の感がある。 視聴率の獲得に躍起なテロ朝がいくらネタフリ番組で「相手はかつてない強敵」と煽ろうが、松木安太郎がたいしたピンチでもないのに素頓狂な声をあげようが、セルジオ越後が場違いな辛口トークを繰り広げようが何をしようが、かつてのミュンヘンの悲劇のような事故でも起きぬ限り、既に日本の最終予選突破は事実上決まった。
 今の日本代表のベースとなっているのは2011年のアジアカップを制したメンバーであり、それぞれの選手が個々にスキルアップしてそれを代表に還元している。 特筆すべきは攻撃面。 本田と香川というタイプの異なる二人のプレイヤーがハブとなってボールが動く。 とりわけ本田の存在感が際立っている。 緩急自在のゲームメイク、チャンスと見るや自らもゴールに絡む嗅覚は他のプレイヤーとは別格のスケール。 好不調の波もなくプレーも常に高いレベルで安定している。 ファーガソンは手に入れる日本人を間違えたのではないだろうか?
 ホームでのオマーンとヨルダンはそんな流動性を増した日本の中盤に翻弄され続けたが、アウェイのオーストラリアは日本のパスワークを潰そうと無残な芝生のピッチを用意し、そのうえご丁寧にも日本戦の直前にオージーボールの試合を組んでただでさえ酷い芝生を更に悲惨な状態にして日本のパスワークを物理的に封じる姑息な作戦にでた。
 当然自分たちはピッチコンディションなど無関係のロングボールとハイクロスを放り込むだけ、セカンドボールを拾ってゴリ押しを繰り返すだけしか能がない旧石器時代のフィジカルフットボールに終始。 その代償として当然のようにプレーはラフになり、前半半ばに負傷退場したブレシアーノに代わって入ったミリガンが二枚のイエローを貰って退場。 直後に日本が先制して試合は一気に楽勝ペースだった。
 だが自分で出したミリガンへのイエローが二枚目だったことを出した直後に気づき、レッドカードを振りかざしながら内心激しく後悔したアル・ガムディ主審、その後は試合終了の瞬間まで意味不明なジャッジを連発して見事に試合をぶっ壊してくれた。 これについては今さら多くを語る必要はないだろう。 度重なるケーヒルの危険なタックル、本来なら二枚目のイエローを貰って退場になったはずの内田の寝転びながらのハンドは黙殺された。 気がつけばオーストラリアでイエローを貰ったのは退場したミリガンの2枚だけ。 一方の日本は退場になった栗原の2枚に今野、内田、本田の計5枚。 日本は次のイラク戦で両センターバックと右サイドバックを欠くこととなった。 吉田麻也の怪我の具合が心配である。
 本田や香川はともかく主審がゲームメイクしてはいけない。 主審はゲームを「コントロール」するもの。 カリル・イブラヒム・アル・ガムディ。 オイルマネーで美食の限りを尽くしたのか下腹部に余計な脂肪を蓄え、その鈍重なフットワークのおかげで日本のパス回しにもまったくついてこれなかったが故に誤審を繰り返したこのサウジアラビアの主審は、引退したマレーシアのスブヒディン・モハメド・サレーに続く反日審判として記憶されるであろう。 問題なのはアル・ガムディもサレーもアジアを代表する審判としてワールドカップでも笛を吹いているという事実。 ウズベキスタンのイルマトフを除きアジアの主審のレベルはとてつもなく低いが、プレーともどもジャッジのレベルも上がっていかない限り全体のレベルアップもまた困難である。 アジアにおいてはレフェリングの向上のために審判にレッドカードを出す審判を常設することを検討すべきだろう。

                ケーヒルは殺す。
 

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