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東北、リオ・デ・ジャネイロ

 また馬事公苑の「愛馬の日」のイベントを観に行ってきた。 今年は福島県南相馬市から相馬野馬追執行委員会のみなさんがやって来て甲冑競馬と神旗争奪戦を披露してくれる。 他にも岩手県盛岡市チャグチャグ馬コ保存会のみなさんによるチャグチャグ馬コのパレードもある。 もちろん古戦場跡なんかないので馬事公苑内の狭いグラスアリーナの中。 数百騎が争う本場の神旗争奪戦とは頭数も桁違いだが、先日のねぶた祭に続いて東北の夏祭りが近所で見られるというのは有難いことである。
 本来なら今年は南相馬に観に行く予定だったのだが、仕事との兼ね合いでどうしても都合がつかなかった。 この神旗争奪戦に参加したのはわずか12騎に過ぎなかったが、それでも迫力は十二分に伝わってきた。 それと同時にやはりこれも本場の野馬追をどうしても観に行きたくなるぐらいの物足りなさも残った。


 東北の夏祭りはどれもそれぞれに個性的で印象的だ。 この相馬野馬追やチャグチャグ馬コなど馬にまつわるものも多いが、青森のねぶた祭り、秋田の竿燈まつり、陸前高田のうごく七夕まつり仙台七夕まつりなど光をを効果的に使う祭りも多い。 それはたぶん東北の夏が短いことと無関係ではないような気がする。 短いの夏の後に訪れる、長く、暗くそして厳しい冬。 人々がそれを乗り切るために心に貯めておく滋養をそこから得ているような、そんな心の保存食が東北の夏祭りなのかも知れない。 カルナバル(謝肉祭)がカトリックにおける節制の期間である四旬節に入る前に行われる祝宴であることを考えると、東北の夏祭りの光のスペクタクル(あるいはページェント)が地球の裏側、温暖なブラジル・リオのカーニバルとある種の相似形を見せることも理解できる。
 以上、東北の人々のコラソンは意外にもカリオカと近い構造をしているとの仮説。

 
相馬野馬追執行委員会 公式ページ

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