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Odyssey

南紀の旅 其ノ参 紀の松島めぐり

勝浦観光桟橋 やはり那智黒の看板が目立つ

勝浦観光桟橋 やはり那智黒の看板が目立つ

 ヴィッツが勝浦港の観光桟橋に滑り込んだのは遊覧船が出港する午後3時30分のわずか2分前だった。 桟橋の前にクルマを停め、係員のおじさんに「駐車場はどこですか?」と焦りながら訊くと、おじさんは「もう出港まで時間がないからそこの空いてるとこに停めなさい。私が(駐車場の)持ち主に話を通しておくから」と、すぐそばの月極っぽい駐車スペースに誘導してくれた。 慌ててクルマを降りて切符を購入。 おじさんが機転を利かせてくれたおかげでどうにか遊覧船の出港にギリギリ間に合った。
島と島のわずかな間を抜けていく

島と島のわずかな間を抜けていく

 この紀の松島めぐりの遊覧船は、勝浦港周辺に点在する大小の島々や奇礁奇岩を巡る船旅。 ただし一日に一度午後3時30分出港の回だけはお隣の太地町のドルフィン・ベェイスの生け簀に船を横付けした状態でイルカの訓練風景を観ることもできるというのだ。 前夜この情報を入手した我々は熊野三山巡りをややペースアップして終え、なんとかこの遊覧船に乗ったのである。


 温暖な南紀とはいえさすがに晩秋の夕暮れということもあり、展望デッキを吹き渡る海風は思いのほか冷たい。 本来ならもっといい季節に来たいところだが、それでも目の前に広がる光景はなかなかのもの。 少し沖合には平維盛(これもり)入水の伝説がある山成島もある。

陸揚げされ展示されている引退した捕鯨船「第一京丸」

陸揚げされ展示されている引退した捕鯨船「第一京丸」

 ほどなく太地くじら浜公園に立ち寄った遊覧船。 環境テロリストのシー・シェパードの連中がいたら一人残らず海洋投棄してやろうと臨戦態勢で船の着岸を待ったが、時間が遅かったせいかそれらしい姿はなし。 とりあえずパタゴニアは買うなよと。 いよいよドルフィン・ベェイスへと向かう。


 ドルフィン・ベェイスでは捕獲したイルカたちを訓練し、日本各地の水族館に供給している。 太地町にとってイルカは競走馬と同じ経済動物でしかない。 それ以上でもそれ以下でもない。 さすがにイルカたちの愛くるしい姿を見た後でいろいろと思うところもあるが、この地で400年もの間受け継がれてきた沿岸捕鯨やイルカの追い込み漁を尊重しないわけにはいかない。 それをいきなり外国から大勢で乗り込んできて妨害はするわ隠し撮りして反捕鯨プロパガンダ映画は捏造するわ・・・。 少なくとも先住民族であり「同じ人間である」インディアンやアポリジニを動物のように「今日は◯◯頭」とカウントしながら虐殺して国土を強奪したアメリカ人やオーストラリア人に言われる筋合いがまったくないことだけは確かである。 
 

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ディスカッション

南紀の旅 其ノ参 紀の松島めぐり」への2件のフィードバック

  1. SSの連中に会えるかどうかは運もありますね。イルカ漁が行われている時間帯であれば、太地の畠尻湾やその周辺の高台にいる可能性が高いです。イルカ漁が成功するとイルカが追い込まれる畠尻湾に残っています。イルカ漁が不成功だと、ドルフィンベイスのイルカを撮影するために堤防のあたりにきますが、動画から見る限りこの日は来ていなかったようですね。天候などの理由で漁がない日には、そもそも太地町に来ないこともあるようです。

    投稿者: Taiji | 2012年12月10日, 11:33 am
    • はじめまして。 コメントありがとうございます。
      いわゆる「The Cove」の湾にいるんですね。 震災の時は漁民に救助されたというのに懲りない連中ですね。
      彼らが愛する鮫にでも喰われればいいのに。

      投稿者: noisyminority | 2012年12月10日, 10:13 pm

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