//
you're reading...
Asian Affair, Odyssey

ヤンゴン→チェンマイ出張記2013 諸行無常

ターミナルから乗客を運んでくるのは日本の路線バス そこだけ傘差されても・・・

ターミナルから乗客を運んでくるのは日本の路線バス そこだけ傘差されても・・・

 ヤンゴンでの予定を終えチェンマイに向かう。 初めて利用するエア・バガンだが、実はひとつ心配事があった。 事前にウェブサイトで調べると週二便のヤンゴン↔チェンマイ間を運航する機材は「F-100」とある。 つまり「フォッカー100」なのだが、去年のクリスマス、ヤンゴンからヘーホーに向かった同型機が着陸直後に大破炎上する事故を起こしているのである。 このフォッカー100、DC9(MD80)などと同様に主翼ではなく機体後部にエンジンがついているタイプなのだが、個人的にどーもこのての機体が苦手なのである。
 そんな一抹の不安を抱えながらバスに乗り駐機場まで運ばれると、そこにあったのはターボプロップの小型機だった。 拍子抜けしてるうちに機は早くも水平飛行に移り、エア・バガン唯一の国際線として威信を賭けた機内食を一瞬で平らげた直後、着陸に向けて早くも降下を始めた。 ATR72-500という機種。 悪天候のため少々揺れた上昇時を除けば快適なフライトだった。
薄暮のチャンクラン通り やがてナイトバザールの喧騒に包まれる

薄暮のチャンクラン通り やがてナイトバザールの喧騒に包まれる

 チェンマイも久しぶりだったが、前回訪れた時のリーマンショックの傷はまだ癒えぬままでナイトバザールもシャッター商店街が拡大していた。 お約束のニマンヘミン通りにも足を伸ばしてみたが、通りの起点にあるアマリリンカムが2011年の5月から全面改修のため18ヶ月間も休業し・・・ってそれならもう営業再開してるはずなのに工事用の囲いの中では槌音ひとつ聞こえない。 そんな状態なのでアマリリンカムの隣のソイ1にいくつかあったお洒落な店はほぼ壊滅状態。 「The Gallery」があるピン川沿いも空きテナントが増えた。 もっともこれらすべてがリーマン・ショック以降の経済の停滞が理由ではない。 むしろタイの経済はこのところ好調で2011年の大洪水による落ち込みをリカバーしつつある。 おそらくチェンマイの商圏の変化が影響しているのだろう。
 我々の工場はチェンマイ郊外のサンカムペーンという街にあるのだが、ここに向かう途中に最近出来たというオランダ資本のショッピングモール「Promenada」があった。 正確に言うとまだ(タイらしく)完成してはいないのだが、ここのテナントとして入ったユニクロは未だ工事現場同様のモールの中で営業を始めたらしい。 城壁都市である中心部に大規模な再開発に適した土地がないチェンマイだが、こうして商圏は徐々に郊外にシフトしつつある。 なんといってもバンコクに続くタイ第二の都市。 外様が勝手に古き良きチェンマイをそこに求めても、時代の要請に合わせて変化し胎動していく都市のダイナミズムの前では単なるノスタルジーに過ぎない。
中心部の移動はもっぱら乗り合いタクシー「ソンテウ」の世話になる チェンマイでの最も安価な移動手段

中心部の移動はもっぱら乗り合いタクシー「ソンテウ」の世話になる チェンマイでの最も安価な移動手段

 初日はお気に入りの「Mho-O-Cha Prawn Farm」で夕食。 年を追うごとに露店が増え、日々変貌するアヌサーン・マーケットだがこのシーフード店は不変。 店員さんも「創業41年」といまいちキリの悪い年次を自ら祝うメッセージが染め抜かれた店オリジナル記念Tシャツを着て接客に余念がない。 41周年というのはタイにおいて何か特別な意味があるのかも知れない。 その41年の歴史のうち10年くらいは僕も通ってるのかと思うと少々感慨深い。 個人的にもタイで一番お世話になっているレストランである。
 延べ一週間に及ぶ今回の出張だが、今日で仕事は終わり。 明日は出張中唯一のオフを設定しておりチェンマイ北部の山で象に乗り、明後日には帰国する。 長いようで短い一週間。
 

広告

Noisy Majority について

思うところを書く。

ディスカッション

コメントは受け付けていません。

Calender

2013年9月
« 8月   10月 »
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

Archive

Drink it !

コーヒー(無脳)

Instagram

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。