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蹴球狂の詩

東京V対千葉観戦記

130924a 近所の駒沢オリンピック公園にある駒沢陸上競技場では年に何度かJリーグの公式戦がある。 暇だったので散歩がてら当日券を購入して観戦。 J2の東京ヴェルディ対ジェフユナイテッド千葉のカード。 ヴェルディには元日本代表の高原直泰と巻誠一郎、ジェフには森本貴幸がいていずれも先発。 巻と森本にとっては古巣との対戦であり、森本にとってはJリーグ復帰初戦となる。
 中盤を支配したホームのヴェルディがゲームを優位に運ぶ。 前半28分、相手のクリアボールを拾った小池のミドルがクロスバーに当たって入るゴールで先制し、その一点を守り切って勝利。 J1昇格へプレーオフ圏内を目指しての残り8試合となった。
 高原と巻のツートップ。 オシムの頃ならそのまま代表のツートップだった組み合わせ。 巻は持ち前の運動量とがむしゃらさで攻撃のみならず守備でも懸命に体を張るもののゴール前では精彩を欠く。 前半30分、左サイドからの小池のクロスをファーで高原が頭で折り返し、中央に走り込んだ巻がヘディングでゴールネットを揺らしたが惜しくもオフサイド。 唯一の見せ場はこれぐらい。 90分を通してもう少しポストプレーが安定しないと厳しい。
 一方の高原は決定的な仕事こそ少なかったものの、ポジショニングもいいしタメは作れるし一対一の強さも健在。 運動量が落ちた後半27分にピッチを退いたが、それ以降前線でポイントが作れなくなったヴェルディは終盤ジェフに押し込まれる展開が続いた。 試合終了後、ヴェルディの選手たちがゴール裏に挨拶に来た時にはサポーターからは高原コールが起きたほど。
 森本は動きにキレがなく体が重そうな印象。 運動量も多くないが、これはチームのやり方に馴染んでないのが原因だろうと思う。 唯一の決定機は相手DFのシュートブロックに阻まれ、FWとしての仕事はほとんどできなかった。 もっとも森本へのパスの供給源がジェフにいないのも事実。 初戦ということもありツートップを組むケンペスとのコンビネーションも未知数。 とはいえイタリアでもまれ中東でも結果を出してきた森本のポテンシャルに疑う余地はない。 あとはチームが彼の良さをどこまで引き出せるかだと思う。

 
 ちなみにこの日のヴェルディのベンチにはアデミール・サントス(のちに帰化して三都州アデミール)の長男・三都州舞人もいた。 上の動画にある1987年の第65回全国高校サッカー選手権決勝で見せた左足のフリーキックによる先制ゴールは高校サッカー史上における伝説的なゴールのひとつ。 当時学生だった僕もこの試合はリアルタイムで観ていただけにとても印象に残っている。 その三都州(三都主ではない)の息子がプロサッカー選手・・・歳をとるわけである(笑)。
 それにしてもこの時の三都州のチームメイトには沢登や大嶽がいたり、スタンドにはなぜかセレソンのカレカがいたり、生前の高円宮憲仁親王と久子妃のお姿があったり、スタンドのチアホーンの音に紛れて高校野球のコンバットマーチは聴こえるし、実況席のゲストスピーカーがカズだったりと、今見るとなかなか感慨深い映像である。 昭和の終わり、冬枯れの芝が当たり前だった頃の国立競技場。 Jリーグの構想が生まれる直前の今から26年前のことだった。
 ちなみに三都州舞人選手、クラブの公式ページによれば利き足は右だという。

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