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Food & Drink, Odyssey

バンコクで通ってるカオマンガイ屋が東京と福岡にもできていた

150407b タイランドに初めて行ったのは1991年。 かれこれ四半世紀前のこと。 ディズニーランドには一度も行ったことがないが、こちらのテーマパークにはたまに行く。 なかでもバンコクはやはり特別な場所だ。
 24時間365日年中無休、アトラクションには事欠かないこの都市の魅力の多くを占めるのがその「食」だ。 何度も行くうちに「これを食べるならここ」というお気に入りの店が自然と形成されてくる。 変化の激しいバンコクでは次々に新しい店が出来ては消えていくが、そうした時間の経過のなかでも淘汰されることなく個人的な定番であり続けている店がいくつかある。
 たとえばトムヤンクンはワット・インドラウィハーン前の食堂。 20数年前に地元タイ人に初めて連れて行かれたのだが、その時に店のおばちゃんがスープ皿のトムヤンクンに親指を突っ込んだままテーブルまで運んできたのが印象的で、店内の床にはいつも野良犬がぐったりと横になっているローカル度100%の店だが、辛味と酸味のハーモニーが超絶妙で病的に癖になる味なのだ。 僕はまだこの食堂で自分が連れてきた友人以外の日本人を見たことがない。
 ソムタムはホアランポーン駅前でイサーン(タイ東北部)の女性たちが営む屋台。 ここはソムタム屋としてはキワモノの部類。 味そのものよりもゴザの上で食べるという特異なシチュエーションとか、正体不明の酒があるとか、基本的に違法営業なので警察の手入れがあったら店主ともども一緒に逃げることになるとかそういう諸々の合わせ技で定番化。 もっとも最近はエリア的になかなか足を運びづらくなってしまった。
 カオマンガイは一時期チットロム周辺を定宿にしていた頃にプラトゥーナムにある「ピンクのカオマンガイ屋」ことラーン・ガイトーン・プラトゥーナムにハマり、それからというものバンコク滞在中に最低一度は足を運んできた。 カオマンガイについては上記のトムヤンクンとソムタムに比べたらずいぶん一般的な選択。 今回も帰国前の最後の晩餐に立ち寄り、混み合う店内の一隅にようやく腰を落ち着けて注文を終え、いつもながら活気に溢れる店内の様子を眺めていた時、それは突如僕の視界に飛び込んできた。
150407a なんということであろうか! しばらく来ないうちになんと東京にも店を出しているではないか! それも既に昨年の7月に! しかもこの1月からは僕の出身地の福岡にも! 僕は自らのあまりの情弱ぶりを罵った。
 ウェブサイトをチェックしてみると、在京キー局の朝の情報番組で余すところなく取り上げられた形跡すらある。 それどころかモデルやタレントを起用してブログで提灯記事を書かせるなどウェブマーケティングも抜かりない。 それらすべてが僕の知っているこのカオマンガイ屋の仕業とは到底思えない。 どうやらある外食系企業がライセンスでも取得して日本に引っ張ってきたようだが、その過程でいかにも日本流にマニュアル化されてプラトゥーナムの店のダイナミズムを失ったり、そして何よりも味の低下を招いたりはして欲しくない。 昔からのファンの一人としてあまり洒落乙な感じは受け容れ難いのである。
 とにもかくにもあのカオマンガイが近くで食べられるのならこれはもう僥倖以外の何物でもない。 というか、既に多くの方々が食べたに違いない。 すっかり出遅れてしまったが、このうえは早急に味を確認しに行かなければだ。 
 

追記:渋谷店実食してきた。バンコクの味を求めて行くと失望させられるから、あくまで別物として受け容れる心の準備ができなければ行くのをやめたほうがいい。 新橋店と福岡店はわからないがたぶん同じだろう。
 
ガイトーン | 本場タイ屋台料理カオマンガイ専門店 東京・福岡・新橋

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