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ワラーチで走ってみた

※横浜マラソンで作った黒爪が見苦しいのでイラスト風に加工してあります

※横浜マラソンで作った黒爪が見苦しいのでイラスト風に加工してあります

 注文していたワラーチが届いた。ワラーチ(Huarache)はメキシコの走る先住民タラウマラ族が廃タイヤから自作したサンダルを指す。XEROSHOESという米コロラド州に本拠を置くメーカーのもの。一番送料が安い($16.28)USPSの国際便で注文から2週間ほどかかった。
 さっそく試走してみた。自宅から駒沢公園まではもちろんすべてアスファルト舗装の道なのだが、同じアスファルトでも舗装のキメの細かい箇所と荒い箇所では足裏に伝わってくる間隔が全然違う。グレーチングの上では足がそのまま網目にめり込むような感覚を覚えるし、点字ブロックの上などはさながら足裏マッサージを受けながら走っているようだ。逆に言うと普通のジョギングシューズで走る場合、こうした感覚はシューズのソールによって遮断されているということになる。厚さわずか5.5mmのワラーチのソールは路面の微かな変化も余すところなく伝えてくる。路面から受ける情報量が圧倒的に違うのだ。
タラウマラ族のワラーチ 廃タイヤと革紐で作られている

タラウマラ族のワラーチ 廃タイヤと革紐で作られている

 駒沢公園内は同じ舗装が続くので足裏の感覚に変化はない。5’45”/kmぐらいのペースで1周してみたがなかなかいい感じ。やはり自然とフォアフットストライク(足先での着地)になる。最初は足への負担を考慮して1周でやめるつもりだったが、ワラーチの開放感が気持よくてもう1周走ってしまった。そのまま自宅まで走り終えたが、やはりいつもよりは足への負担が大きく少しふくらはぎに張りを覚えた。翌日にはその張りは更に強くなりはしたが、これもシューズを履いていたら得ることのできない感覚のひとつだと考えることにした。当分の間は週一ぐらいのペースでワラーチで走ってみようと思う。
 もし奇特にもここまで読み進めていただいた方がおられたら、ワラーチという名前とその名を冠された履物の形状から誰しも思い当たるものがあると思う。日本のわらじ(草鞋)だ。
草鞋(わらじ) 踵や足首を紐で固定するのが草履との違い

草鞋(わらじ) 踵や足首を紐で固定するのが草履との違い

 草鞋は「鼻緒だけの草履に比べ足に密着するため、山歩きや長距離の歩行の際に非常に歩きやすく、昔は旅行や登山の必需品であった(Wikipedia)」というぐらいだからワラーチと用途まで似ているのだが、ここまであらゆる要素が一致すると単なる偶然とは思えなくなる。もしや日本人の祖先は南米から渡ってきたのか?或いはその逆なのか?それともこの種の素朴な履物は世界各地にあまねく存在するのだろうか?
 そもそもワラーチで走り始めようとするきっかけは自分のランニングフォームの改善である。「BORN TO RUN」読了以降、人間本来の走りが最先端シューズの分厚いソールで保護されることにより「退化」しているのではないかという仮説は確信に変わった。自分は決して速いランナーではないし、それを目指しているわけでもない。これから先できるだけ長く怪我なく楽しく走れればいいと思っている。だからこそ体に無理のない走りを手に入れたいのだ。
 
LUNA Sandals
XEROSHOES
Blue-dia

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