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Odyssey, Run

清泉寮トレイル試走

 一日休みをとって八ヶ岳に行くことを友人に話したら、うち二人から清里の清泉寮を勧められたと妻。最近旅先でも必ず走っている僕としてはホテルの近くにジョギングコースがあったりすればなお理想的。そこで清泉寮の近くでコースを探し始めたのだが、時々見ているRUNNET TRAILの「オイシイ」トレイルコース一覧に清里があったような気がしてチェックしてみたら「緑のマキバとソフトクリームの待つ高原 」というタイトルで清里のコースが紹介してあった。見てみるとこれがまさに清泉寮の周囲に張り巡らされた「キープ自然歩道」というトレッキングコース。こうした偶然にも後押しされ清泉寮に宿をとった。
151108a 少しづつ空が白み始めた日の出前の午前5時半、客室の窓からは正面に富士山の雄大なシルエットが浮かび上がっていた。そのあまりの美しさに目を奪われていたせいで、自分たちの客室のすぐ下にアポなしの来訪者がいたのに気づくのが遅れた。
 この日は午前9時前にホテルを後にして小淵沢に移動する予定なので、走ることのできるのは1時間ほど。本来ならキープ自然歩道のなかで最長の「森と草原と渓谷の自然歩道(約7.6km)」を走ってみたかったが、フロントの方に訊くとそれなりにアップダウンもあり1時間では無理とのこと。考えた末「富士山とせせらぎの小径(約1.3km)」と「シラカバ林の自然歩道(約2.5km)」を走ることにした。
151108c151108b 清泉寮の本館から道を挟んだところにある八ヶ岳自然ふれあいセンター脇にトレイルの入口がある。富士山とせせらぎの小径は富士山の眺望が得られる展望テラスまでの短い周回路。ウッドチップが敷き詰められた道は快適そのもの。展望テラスからは雲海のなか裾野を広げる富士の姿がくっきりと見えた。
151108d151108e ふたつめのシラカバ林の自然歩道は展望テラスの下から外周路に入る。今回はいずれのコースも本来の進行方向とは逆に走ってしまったので分岐点では少し戸惑うこともあったが、コース上には指導票が充実しておりそれぞれのコースに設定されている本来の進行方向通りに進めば迷うことはない。
 途中、僕が走っている姿に驚いたのかすぐそばの藪の中からニホンカモシカが飛び出してきて目の前を走り去っていった。野生のカモシカとの接近遭遇は初めて。その姿には見慣れた野生のニホンシカとは異なる気高さと存在感がある。ふと足を止めて耳を澄ますとそこらじゅうからガサゴソと何かの生き物が動く音が聴こえてくる。日の出から間もないトレイルはキープ協会の私有地とはいえ完全に野生動物の支配下に置かれている。あらためて自分が今居る場所が人間のテリトリーではないことに気づかされる。
151108f151108g ふたつのコース、トータル4.2km(GPSデータ)を約44分で走破した。シラカバ林の自然歩道の出口(本来の進行方向では入口)にはクロスカントリースキーの指導票もあった。調べてみると冬はスキーセットやスノーシューのレンタルもあるらしい。冬にクロカンやるのもきっと楽しいだろうな。
 早朝はともかく日中は様々なガイドツアーやイベントが行われる遊歩道なので走る際はマナーを守ることは言うまでもないが、一人でも多くのランナーに走って欲しい極上のトレイル。ここを走るためだけに清泉寮に宿をとる。次はこの姿勢でいこうと思う。


 
清泉寮
キープ協会の自然歩道

 
 

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