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横浜マラソン2016

160316a 今年も例年通り東京マラソンに落選した腹いせに横浜マラソンに申し込んだら二年連続で当選した。フルは昨年12月の湘南以来だが、その湘南で右膝を故障してしまい、この3ヶ月間の総走行距離は84.2km。しかも踏んだ距離のほとんどが痛みの有無やその部位を確認するための治験的スロージョグという、まさにフルマラソンを冒涜しているとしか思えない練習量しかこなせていなかった。
 当然出走するのも前日まで迷ったが、撮影した膝のMRI画像を整形外科で診てもらったところ「走って痛みがぶり返し、結果として完治までに更に時間がかかる可能性はあるが、取り返しのつかない状況に陥ることはないだろう」というお墨付き?を貰ったのでスタートラインに並ぶことにしたのだった。不本意な準備でレースに臨むことになったが、この際これをいい機会と捉えて「ロクに練習もせずにフルを走ったらどうなるか?」という実験をしてみることにした。体重もベストから5kg以上増えた。
 まずは受傷箇所である右膝をテーピングでガチガチに固めてコンプレッションウェアを着用。気候的には必要ないぐらいの気温だったが、ここしばらく患部に貼っているモーラステープは剥がした後も4週間ほどは紫外線に当てると皮膚がかぶれるらしいので仕方ない。レースペースはサブ4を達成した12月の湘南の時のペースから1分遅い6’30”/kmに設定した。
 スタートからフィニッシュまでイーブンペースでジョギングする。そんな心持ちで走り始めたが、1km地点を過ぎたあたりで早くも右膝が疼き始める。数日前にジョギングした時には3kmぐらい持ったのに・・・。早くも前途多難な状況に陥ったが、テーピングの効果か疼く程度で止まり、痛みはごくわずかしか感じない。それでも中間点を過ぎる頃になるとさすがにはっきりとした痛みに変わってきたのでここで持参していたロキソニンを投入したところ、薬が即効したのか妙なアドレナリンが出たか、はたまたプラシーボ効果も手伝ってか、どうにか痛みをやり過ごすことに成功。
 むしろ大敵は25kmを過ぎたあたりから徐々に止まり始めた足だった。原因は明白で完全な練習不足。「不足」とは実に言い得て妙である。大前提としてフルに耐えうる足を作れていないのだから足がもつわけがない。徐々にペースは落ち、35kmから先は6’30”/kmの設定ペースを守ることができなかった。本能的に右膝を庇う走りが影響したか左足ふくらはぎが断続的に痙攣し、35kmから先で10回ほど立ち止まってストレッチを余儀なくされた。これがなければサブ4.5は達成できていたかも知れない。
160316b 4時間37分54秒(ネット)。終わってみれば最初のフルマラソンに次いで遅いタイムだったがそれなりに収穫はあった。ほとんど練習していないにも関わらず4時間半ちょっとで完走することができたということは、多少なりとも地力がついたのだろう。給水所を除いてコース上で歩くこともなかったし、自分の完走を一瞬たりとも疑わなかった。
 だが、横浜マラソンはこれが最後になるだろう。日本一高いエントリーフィー(¥15,000)が横浜市や神奈川県の財政健全化や横浜の首都高速の休業補償に充当されているなどとは思いたくないが、あそこを走る意味がやはりよくわからない。昨年も書いたが、アップダウンはともかくあのバンク角はいただけない。給食も普通だし、横浜名物が目白押しのはずのラッキー給食も、実態はほとんどのアイテムにお目にかかれない。フィニッシュ直前、赤レンガ倉庫前の最後の給水所で「ありあけ 横浜マラソンハーバー」を入手できなかったらキレていたかも知れない。昨年同様、不織布に毛の生えたような素材のタイ製ミズノの参加賞のシャツは2回着たら表面のどこかが毛羽立ってくる代物だし、完走タオルもシャツもデザインが昨年と似たり寄ったりで蒐集欲がさっぱり湧いてこない。これら諸問題がクリアされるだけでも大会の質は劇的に上がる。走らせてもらってる立場で更に偉そうなことを言わせてもらえるなら、横浜というブランドに胡座をかくのではなく、そしてまた東京の後追いをしてスケール感を追い求めるでもなく、コンセプトを練りなおしてさらに素晴らしい大会に生まれ変わって欲しいものである。

 
横浜マラソン2015 | Noisy Majority
横浜マラソン2016 | 横浜を走る、世界が変わる

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