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Iiko et Tama

野良猫その後

朝食を食べに来た野良猫はひなたぼっこ中

朝食を食べに来た野良猫はひなたぼっこ中

 うちの庭に来るようになった野良猫。途中一週間ほど姿を見せなかったことがあったがそれ以外はほぼ毎日来ている。もちろん目的は食事で、夕方やって来ることがほとんどだが、朝にひょっこり顔を出すこともある。理由は不明だが雨の日は来ない。仕事を終えて帰宅し、庭に面した窓のスクリーンを上げるとベンチの上で寝ていたりする。
 むかし経堂に住んでいたころに野良猫と仲良くしていた時期があった。その猫はとてもフレンドリーで、当時3階に住んでいた僕らの部屋に来るために階段を上り、ドアの外で一鳴きして来訪を知らせ、公団仕様の古い鉄扉を少し開けるとするりと中に入ってきた。部屋の中でも好きなように振る舞い、寛ぐだけ寛いで、外に出て行きたくなったら玄関まで行って一鳴きした。寒さに凍えるような冬の夜などは朝まで部屋にいることもしばしばだった。
 一方この猫にはあまり人懐っこいところがない。「にゃあ」と鳴くこともあるが「しゃーっ!」と威嚇することもある。一度鼻を触らせてはくれたが基本的にはそばに寄ろうとすると逃げる。それでも好奇心は旺盛なようで、網戸を少し開けていると部屋の中に侵入し、僕らが知らんぷりをしているとあちこち歩き回るが、目線を合わせると慌てて庭へと脱出する。
 体のサイズは仔猫と普通の猫との中間ぐらいだが、やはり成長の途上という感じはしないのでたぶんこれ以上は大きくならないのだろう。便宜上「ちびちゃん」と呼ぶことにした。
帰宅して窓のスクリーンを上げると夕食を食べにきたちびちゃんがいた

帰宅して窓のスクリーンを上げると夕食を食べにきたちびちゃんがいた

 ちびちゃんにもねぐらがあるのだろうが、それが何処なのかは敢えて詮索しないことにしている。何故かたまちゃんがいなくなった直後にうちに顔を出すようになったのも何かの縁であろう。一度与えた高級な生風味のキャットフードの味を覚えてからというもの、安い乾き物のキャットフードには目もくれず、それ以降はまるで忌避剤扱い。事ほど左様に可愛いようで可愛くない。それゆえ一定程度構いながらも放置状態。今のところ互いの距離感を測りかねている僕らとちびちゃんである。

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野良猫その後」への2件のフィードバック

  1. 羨ましい、猫大好きなのに猫アレルギーで猫と暮らせない私には理想的な猫との交際です。

    投稿者: 匿名 | 2016年7月27日, 8:01 pm
    • はじめまして。コメントをありがとうございます。猫アレルギーでらっしゃるんですね。愛鳥を失って間もない僕らにとっては、こういう関係性であることでかえって救われているのかなと思います。

      投稿者: Noisy Majority | 2016年7月28日, 12:18 am

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