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障害報告

160904a 昨年12月の湘南国際マラソンの少し前、右膝に小さな違和感を覚えたのが最初だった。幸いレース中はそれほど気にならずに走ることができて自己ベスト更新。レース後も特になんともなく、一週間後に練習を再開したら右膝に違和感ではなくはっきりとした痛みを感じた。最初は近所の行きつけの接骨院に通ったものの症状が一向に改善しないので、今度は膝専門の整形外科を探して通院することにした。
 診断は鵞足炎(がそくえん)だったが、棚障害(たなしょうがい)の症状もあり、とりあえずロキソニンとモーラステープの世話になることになった。同時に温熱療法や低周波治療、手技療法などリハビリも並行して行うことにした。自宅では膝周辺の筋肉のストレッチをやるように言われたので、医師の指示通りに毎日取り組んだ。今回の膝の痛みの根本的な原因は僕の体が著しく柔軟性に欠いていることに起因しているというのである。よく言われる話だが、体が硬いと故障しやすいのである。
 ストレッチにこれほど真面目に取り組んだことはなかった。そしてストレッチというものはどんなに体が硬い人間でも毎日少しづつでもやり続けることで関節の可動域は広がり筋肉の柔軟性は高まるということを実感した。例えば一週間ほどで立位体前屈でも手のひらがベタッと床につくようになったのである。
 好事魔多し。調子にのって額を膝頭に密着させて両手を膝の裏側で抱くようにして体を完全に折りたたむようなストレッチをやっていたら、突然右の股関節から「ゴキッ!」という大きな音がしたのである。直後はさすがに痛かったものの、数日経過を見ていたら普通に歩けるし、全力は厳しいけれど走ることも問題なし。重症ではないだろうと自己診断し、むしろあいかわらず不安の残る右膝をテーピングで固めて3月の横浜マラソンと4月のハセツネ30Kを完走したのだが、いずれも100%で走ることはできず不本意な結果に終わった。
 膝も股関節も本格的に悪化したのは横浜マラソンの後だったが、ハセツネ30Kも友人とエントリーしていたこともあり無理を承知で走った。レース後ランを再開したら案の定膝も股関節も更に悪化していた。とりわけ股関節は痛みが強く、可動域もかなり狭くなってしまった。ここに至っては走ることなどままならずランは中止。ときおり回復具合を確認するために近所を数キロ試走することを除き、ひたすら治療に専念することにした。
 それから5ヶ月、膝の痛みはだいぶ引いてきたが股関節はまだ痛みが消えない。数キロ試走してみると梨状筋がシクシク痛むのである。それでも日常の違和感は少しづつ小さくなってきているような気がする。可動域もようやく受傷前の状態に戻りつつある。膝も股関節も当初は大した故障ではなかったはずなのだが、せっかく支払ったエントリーフィー惜しさにレースへの出場を強行したことが状態の悪化に繋がったと考えている。
 5ヶ月間走れないという経験は初めてのこと。これは想像以上に辛いことだった。僕が日常抱えている様々なストレスを走ることでやり過ごしていたという事実に今更ながら気づかされたのである。行き場を失ったストレスはいつまでたっても放出されることなく体内に滞留し続ける。運動不足によって代謝量が落ちるから体重も増える。メンタルヘルス上いいことなんてひとつもない。
 走れなくなって失われた脚の筋肉を少しでも取り戻すため、最近になってようやくゴムチューブを使ったリハビリを始めた。今年は走ることを諦めてはいるが、来年にはまたレースに出られるような状態にまでもっていくのが当面の目標である。

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障害報告」への4件のフィードバック

  1. お大事にしてくださいませ。

    投稿者: yuk@miku | 2016年9月4日, 8:25 pm
  2. 聞いた話によると、スポーツ用ではないのですが、バンテリンサポーターがなかなか良いとききましたが・・・

    投稿者: yuk@miku | 2016年9月6日, 12:17 pm

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