//
you're reading...
Alternative

診療報告 その3

 二度目の診療。平日の午前11時半過ぎに診療所を訪ねると待合室は一杯だったのでひとまず外の階段に並んだが、診療を終えた患者さんがすぐに出てきたので入れ替わりに中に入ることができた。待合室で8名ほどの患者さんが診察を受ける様子を聴いていた(もちろん診察室の中は見えないが先生と患者さんの会話は丸聴こえである)が、それ自体が興味深い。自分の症状に照らしても色々と参考になるような話が聴こえてくるので待ち時間も退屈することはない。
 例えば最近流行りの180度開脚などについては「絶対にやってはいけない」と先生は断じる。そもそも人間の股関節はあのような方向に負荷をかけて動かすような構造になっていないというのがその理由。これについては僕の友人の整体師も常々同じことを力説している。この日も僕の前に新患の方がいたのだが、わずか数分の施術で劇的な改善を実感されたようで中からは感嘆の声が聴こえてくる。またその会話の中から先生には弟子が存在することも判明した。
 診療所に着いてから25分ぐらいだろうか、すぐに自分の番が巡ってきた。診察券のようなものはなく初診の時に書いた問診票がそのままカルテになっているようで、一応名前を確認された。最初は診察台に座って後ろから触診されすぐに施術台へ。

 「まだ股関節に痛みというか違和感はありますが・・・」
 「当然当然」
 「でも以前より元の状態に戻りつつあるのは感じてます」
 「良かった良かった」
 「膝はまだコキッっていう引っかかりはありますが、回数はだいぶ減りました」
 「あっそう。減った?うんうん。じゃあまた診ていきますね」

 施術自体は初診の時と特に変わらないが時間的にはおよそ半分ぐらいで終わった。その後診察室内を歩行して症状を確認。ふたたび診察台に座って触診という流れ。先生はとても早口なので注意して聴いていないと聞き漏らすのだが、「あと2回で治すから。次もう一回バランス整えて、最後は股関節にできた隙間の調整を○※△☆#%@&□」というようなことを言うのであった。
 診察室に入ってから出るまでおよそ3分間ぐらいであろうか。僕の場合、初診で来た時点で痛みが酷いような状態ではなく疼痛があるぐらいだったので、いきなり痛みから解放されたとか目に見えて関節の可動域が広がったというような劇的変化は実感できないものの、今回も明らかに改善したのを感じる。理由は不明だ。今回も施術は体の両側をはたくようにさするだけ。右股関節と右膝のところだけはやや入念だが、全体を広範囲にさする。二度目の施術となる今回はおよそ1分間ほどだった。
 治療を終えて帰宅するまで歩いた感じは行く時よりも良くなっていた。ここ半年悩まされていた股関節の疼痛はかなり軽減された。ただこれについてはそれまで整形外科で言われた通り実践していたストレッチやゴムチューブによるトレーニングを自粛していることも一因となっている気がする。診療所の先生が指摘したとおり股関節が正常な状態でなかったとすれば、こうしたリハビリが単なる逆効果に過ぎず、快癒を遅らせることはあっても早めることにはならなかっただろうからである。
 ここまでは順調に回復に向かっているような気がするが、これが不可逆的なものなのか、それとも一時的なものなのかは自分でもまだ確信が持てないでいる。その結果はあと2回の診療後に明らかになるはずだ。 (つづく)
 

広告

Noisy Majority について

思うところを書く。

ディスカッション

コメントは受け付けていません。

Calender

2016年10月
« 9月   11月 »
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

Archive

Drink it !

コーヒー(無脳)

Instagram

画像を Instagram から取得する際にエラーが発生しました。数分後に再試行します。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。