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診療報告 その5

 今回の治療の一区切りとなる4回目の治療を受けてから二週間、結論から言うと股関節はまだ完治していない。一旦かなり良い状態になった実感があったので2日連続でジョギングし、トータルで15kmほど走ってみたら痛みが再発したのでふたたび走るのをやめて様子を見ている。股関節そのものは以前に比べて正常になっている感覚はあるのだが、痛みが出るということはまだ何らかの問題がそこにあるのだろうと思われる。
 「一旦かなり良い状態になった」と感じていた時も股関節の違和感は継続しており、結局はこの残っていた違和感が痛みの再発に繋がったと考えている。世の中そう甘くないということか。だがその一方で確実に改善している実感も確かに存在しており、「治療」をここで打ち切る勇気も持てないでいる。自分がもはや藁をもつかむ思いであることは否定しないが、このあたりの感覚を第三者に言葉で伝えるのは難しい。
 で、4回目の治療から三週間後に5回目の診療を受けてきた。先生にまだ痛みが引かない旨を伝え、足を外旋する時に右脚だけ力が入らず大きな左右差が生じていることなどを説明した。今回も施術を受けて股関節の状態は改善したように思える。何より施術後すぐに外旋時の左右差が解消し、逆に右脚の方が逆に力が入るようになったのには驚いた。後はまたしばらく経過観察し、ウォーキングやジョギングを行ってみるつもりである。
 5回目となった診療所はたまたま空いていた。先客は2人だけで1人は既に診察室内にいたので待合室には中年女性1人だけという状況。その方の手には問診票があるので新患の方のようだ。すぐに呼ばれて診察室に入った女性は、その漏れ聞こえてくる先生との会話の内容からすると腰痛を患いコルセットの世話になっているようだ。ところが施術を受けた直後に症状が劇的に改善したらしく感嘆の声を上げる。僕ら3人しかいない診療所の中はたちまち女性の歓喜の声に支配された。
 実のところ初めは僕もこうした劇的改善という結果に歓喜したくてこの診療所を訪れたのだが、無論それぞれの患者が抱えている症状、その深刻さの度合い、そして治療効果の感じ方も千差万別である。残念ながら僕にはこうした感動は訪れなかったが、快復の途上にあることは実感している。本当なら今回を最後にするつもりだったが、まだいましばらく続きが必要なようである。 (つづく)

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