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Food & Drink

さようなら炊飯器、こんにちは文化鍋

 13年使ったタイガーのIH炊飯器。まだ使えないことはないが、蓋が完全に閉まり切らなくなってしまい、そこから蒸気が洩れて水滴がこぼれるようになった。内釜のテフロン加工もところどころ剥がれているのでそろそろ買い換えようとアマゾンで物色してみた。
 いっそこの機会にご飯炊き専用の萬古焼の土鍋なんかにしてみるのもいいかと思い、評価の高い商品のレビューを読んでみると、使い始めに手入れが必要だったり火加減や水加減、炊き方にコツが必要だったりするとの記載。いずれも慣れればどうということはないだろうと、これと決めたアイテムをポチろうとした瞬間、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」の商品群の中に「ガスコンロ用炊飯鍋」を見つけた。
 いわゆる文化鍋だが、使っているガスコンロに炊飯機能がついていれば火加減などを自動的に調整してくれるので簡単に炊けるとのこと。「ガスコンロに炊飯機能なんてあるの?」とキッチンに行き、リンナイのビルトインコンロを確認してみたらちゃんとついていた炊飯機能。このガスコンロを使って11年になるけどこれまではまったく気にしていなかった。灯台下暗しとはこのことだ。急遽プランを変更し、土鍋ではなくこの文化鍋を購入することにした。手入れは簡単であるに越したことはなく、土鍋と違い割れるリスクもない。
 数日後、届いた鍋でさっそくご飯を炊く。洗って水に浸し火にかけて蒸らす。米をご飯に変える工程は、考えてみれば至極単純なものだ。しかしながら僕はアウトドアなどで鍋で米を炊く時を除き、長年この単純な工程のほとんどを電気炊飯器というブラックボックスに委ねてきた。物心ついた頃の記憶だと、当時6人家族だった我が家では、ガス炊飯器で米を炊き、炊飯機能のない電子ジャーで炊き上げたご飯を保存していた。家族が増えて7人になった頃には炊飯ジャーというものが普及していたので、それ以来ずっと「電気で炊いた米」を食べてきたことになる。
 ガスコンロの炊飯機能は素晴らしいの一言に尽きる。「はじめちょろちょろ 中ぱっぱ 赤子泣いてもふた取るな」を全部勝手にやって炊き上がったら自動的に消火して蒸らし状態になるので、鍋を火にかけたら炊き上がるまで何もする必要がないのだ。時間がない時は「洗米すぐ」モードで炊飯すれば米を30分浸す必要もない。3合炊き上がるまで15分ほど。やはり直火だと早い。
 炊き上がった米は一粒一粒がしっかりと存在を主張していた。これまで食べていた米は一体何だったのだろうか?美味いのである。もちろん常に炊きたてを食べるのがベストだが、多めに炊いて余った分をおひつに入れて冷蔵庫に保管し、翌日レンジで温めて食べても美味しさは変わらない。炊飯ジャーで一日経ったご飯は変色し味もかなり落ちるので、比較すると天地ほどの差がある。そのうえ電気代の節約にもなり一石二鳥。いいことずくめである。
 僕のようにガスコンロの炊飯機能というものにまったく注意を払っていない人間は稀だと思うが、もし自宅のガスコンロにこの機能があるのに活用していない方がおられたらそれは大いなる損失だと思うのである。ビルトイン型に限らず置型のガステーブルにもこの炊飯機能がついているものもある。安価な文化鍋ひとつでこんなに美味しいご飯が簡単に炊けるのだから使わない手はない。
 

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ディスカッション

さようなら炊飯器、こんにちは文化鍋」への2件のフィードバック

  1. うちはいまだにガス炊飯器です。

    投稿者: yuk@miku | 2017年8月2日, 5:15 pm

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